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| 当店での処方事例 ◆22歳 女性 ニキビ |
Aさんは中学の頃からニキビができ始め高校の時には試験勉強で寝不足になると余計にニキビが出ていました。 会社に勤めてもう4年ですが、ますますひどくなり、有名なエステサロンなどにも随分通ったり、化粧品も良いといわれるものは一応試してみましたが変化はありませんでした。当然皮膚科にも通院し、抗生物質の「ミノマイシン」、さらに皮膚に良いビタミンも飲んでみましたが、胃腸の具合が悪くなり続けることができませんでした。
また某漢方薬のお店で「清上防風湯(せいじょうぼうふうとう」や「桂技茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などを服用しましたが、これらの漢方薬でも良くなるどころか、悪化してしまったのです。 Aさんのニキビはきれいな赤みがあり、顔も全体的にホテリを感じていました。 非常に几帳面な方で、物事をきちんとやらないと気がすまないと言います。生理は25日型ですが生理痛がひどい上に、生理の前には気持ちがイライラし顔のホテリもひどくなり、ニキビもいつもよりも大きく数も増えてしまいます。 普段でも気を使うことがあったり、やらなければならないことが生じたりすると、てきめんにニキビが増悪します。
「清上防風湯」はニキビが身体の内面の影響を受けない時で、皮膚表面に風熱という邪があり、邪を発汗法によって治療するので、使い方を間違うと余計にニキビができてしまいます。 さらに「桂技茯苓丸」は鬱血性の赤黒いニキビで冷えやノボセに使う薬ですが、イライラでニキビが増えるような症状の場合や、また熱状の強い時に使用すると逆に悪化してしまいます。
抗生物質でもある程度よくなりますが、ホルモンの影響までは治せないので、ニキビが繰り返すのは治まりません。
Aさんのニキビは肝気鬱化火型と言い、精神的な負担にともない自律神経によるノボセによってニキビが悪化するものです。生理痛や生理前のイライラやノボセもそのためなので同じ薬で治ります。
漢方ではこの判断を決定することを弁証すると言い、これがしっかりしていないと何年漢方薬を飲んでも効果は期待できません。 10日分づつ投薬をし生理前に悪化することもなくなり、都合4ヶ月で漢方薬の服用は止めました。 処方は「加味逍遙散(かみしょうようさん)」と「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を用いたのですが、この漢方薬を使用する時にも一人づつ量の合わせ方が異なります。 同じだと思っても自分に合った飲み方をしなければいけません。肌と身体の状態によって初めて決定することができるからです。 なおAさんには外からの化粧品は皮膚の熱を取るために「PH化粧品」のアクアジェルで皮膚の熱をさまし、熱による乾燥を防ぎ、シミにならないようにしてきました。もちろんニキビの縮小にも役立つことは当然です。
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